2013年9月24日火曜日

「自動車購入協会」が発足するそうです















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「自動車購入協会」が発足するそうです。
中古車買取りをめぐるトラブルを防ぐ業界団体とのことです。

これまでのあらすじ

「特定商取引法」一部改正!!出張買取は死亡フラグ確定!?
特定商取引法の一部改正!四輪は規制対象外になった模様!
中古自動車買取業界に向けられる目は厳しさを増していく

今年2月の特商法の一部改正では四輪については適用除外となりましたが、除外になったことへの周囲からの不満の声は大きく、関係業界が自主的に消費者保護に取り組むことになっていました。

日本自動車販売協会連合会、日本中古自動車販売協会連合会、全国軽自動車協会連合会、自動車公正取引協議会、日本自動車流通研究所(JADORI)、ガリバーインターナショナル、カービュー、エイチームなどが参画して、一括査定と買取りの関係各社が連携して悪徳業者の排除を目指すそうです。

協会では標準約款や広告ガイドライン、倫理綱領などを策定する予定。
標準約款は買取りを依頼した消費者が、無条件で契約解除できる期間やキャンセル料を定めるそうです。また、査定後の減額請求(査定後の瑕疵の追加による)をできないようにして二重査定を防ぐとのことです。

広告ガイドラインでは、車両の価格を知りたい場合と査定を依頼する場合とで対応窓口を分けることで、インターネット査定を利用した消費者に過度の勧誘が行われないようにするようです。

消費者向けに正しい買取りに関する知識を啓発する活動なども行っていくようです。

買取り業界の健全化が、グレーな印象の強い中古車業界の変化のきっかけになるかどうか……試されるところです。