2012年12月16日日曜日

アクセス数ダントツぶっちぎりのアノ自動車サイトがぁ!?













photo credit: Martin_Heigan via photopin cc

カービューの株式をヤフーが取得 - ソフトバンクの孫会社に

というニュースが先日ありました。

カービューさんの国内事業があまり芳しくないとは聞いていたので、
その絡みもあるのかなぁっと思ったりします。

微妙な話しもあったりなかったりする一括査定が、
カービューさんの国内事業におけるメインの柱だったはずですが、
ガ◯バーさんは利用を中止しているらしいですし、
ラビ◯トさんも利用を減らしているとのこと。
大手2社に控えられては痛いでしょうね。

しかし、今後はヤフーと密に連携がはかられていくようになるとしたら、
カービュー&ヤフー組が個人間取引のキープレーヤーになるのではないかと、
個人的には考えています。

実際にヤフーはヤフオク内で中古車の個人間取引を、
どうにか加速させようとしているように見えます。
個人間売買の芽は確実に育っている!

現状、まきまきブラック業者が跋扈しているヤフオクですが、
(出品の9割、入札の7割は中古車関連事業者によるものと推計されているらしいです)
カービュー最大の資産である「みんカラ」の基盤とデータベースを活用すれば、
ヤフオクでの中古車取引は劇的に変わるのではないかと思います。

ソーシャルメディアが普及してきたことで、
現実社会での信用がネット上でも担保できるようになりつつあります。
こうした情報を併用することで信頼性の高い情報の流通が可能になると思います。

実際に米ebayではネットによる中古車取引の9割以上が、
問題なくスムーズに行われているそうです。
これはネット上での評価(レーティング制度などによる)が、
現実社会での評価とリンクしているためです。

ネットだからといって適当なことや悪事を働くと、
現実社会に支障を来すことになるという、
生活にネットが深く浸透しているが故に働く自浄作用です。

日本でもソーシャルメディアの普及などにより、
ネットとリアルが別けられた世界ではなくなりつつあります。

このあたりのテクノロジーの進化と普及、
ネット上やリアルでの文脈の変化、
膨大なクルマ情報。

うまく掛け合わせれば、新しい中古車流通を創ることができるのではないかと、
勝手に期待をしてしまいます。

流通コストばかりが膨らんでいる今のシステムを変える、
次の仕組みが求められています。

その次の仕組みが、今回の動きから産まれてくれるといいなぁっと、
他力本願で思ってみたりしています。