2012年4月3日火曜日

現在着目している自動車流通におけるムーブメントのまとめ


                                








photo credit: sicoactiva via photopin cc

これまでにも何度か触れてきましたが、ワタシが現在着目しているムーブメントは、

①共有在庫(内容自体はちょっと古くなってしまったのですが、こちらで言及してます)

②委託販売(以前に言及したエントリーはコチラ)

③中古車リース(以前に言及したエントリーはコチラ)

このあたりの取り組みが今後、盛り上がっていくのではないかと考えています。
これらは単体だけではなく、既存事業との掛け合わせによって、新しい価値を生み出すことができるのではないでしょうか。

また、好むと好まざるとに関わらず、ごく近い将来において個人売買の市場が立ち上がってくることが予見されます(②でも触れていますが)。消費税の引き上げが行われれば、その勢いは更に加速していくことでしょう。

そうなった場合に、間違いなくソーシャルメディアが個人間でのクルマの流通に欠かすことの出来ないツールになっていくと思われます(ソーシャルグラフと中古車)

実際にmixiを使って顧客の開拓を行っている事業者さんを知っていますが、下手な広告よりも効果が高いそうです。ソーシャルメディアを利用して自身でコミュニティーを運営するなどの取り組みを行えば、将来顧客と接点を持つことも可能になるのではないでしょうか(あくまでコミュニティーの運営なので、ココで商売っ気を出すと失敗しますが)チューニングショップにおける走行会や、バイクショップにおけるツーリングクラブなどはニュアンスが近いかもしれません。継続的にWebとオフラインをミックスさせた施策を行うことができれば、本業にも好循環をもたらすことになるのではないかと考えます。

①~③とソーシャルメディアを絡めた取り組みに注目しておく必要がありそうです。