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前回のつづきなのですが(もう車両本体は利益の源泉ではない!?)、
ちょっとしつこくホームページの件です。
車屋さんのIT化がなかなか進まないと言いましたが、
ホームページの件ではちょっと事情もあります。
インターネットだ何だかんだと騒がれた一昔前、
これからはホームページのひとつでも持っていないと時代に取り残されますよ!
っと、さんざん煽ったヒトたちがいまして…。
ホームページ作成業者さんたちです。
車屋さんたちをさんざん煽って、適当なホームページを法外な値段で作成して、
いいようにカモった。っというブラックな歴史があります。
今でも、そうした時期に作成したであろうホームページを利用していて、
更新の仕方もよくわからないから放置しているっという話をよく聞きます。
本当に残念なことです。もったいない…。
当時、作成業者さんにとっては非常にカモりやすい業界だったらしいです。
とりあえず車屋を狙え!っと営業しまくっていたとか…。
理由は…ITに疎いから言われるままになるっということらしいです…。
ずいぶんとバカにされたものです。とほほ…(ん?前時代的ワード?)。
そのせいで、ホームページというものに過剰に拒絶反応を示すヒトが少なくありません。
本人がカモられたというだけでなく、知り合いから聞いた話しなどで警戒心がすごいのです。
また、過去にホームページを運営していたが止めたというヒトもけっこういます。
聞くと、わざわざ載せるようなコンテンツが自社には無いから。っということらしいです。
まず、前者の問題ですが、今はホームページを作成するのも運営するのも、
昔とは比べ物にならないぐらいコストが下がっています。
もちろん、ものすごいサイトを作ろうとすればコストはそれなりにかかりますが、
ちょっとしたモノであればコストは微々たるものです。
例えば、Googleのやっている
みんなのビジネスオンライン
初期費用は無料で簡単にウェブサイトを作る事ができます。
見た限りでは、ウェブについてあまり詳しくないヒトでも、
問題なく利用できるのではないかと思います。
開設後1年間無料、2年目以降は¥1,470/月という料金体系です。
とりあえず作ってみて合わなければ止めることもできるので、
トライアル的にやってみるのもいいのではないでしょうか。
そして、もうひとつの問題。コンテンツについてですが、
ホームページやブログをうまく活用しているお店を見てみると、
特別変わったコンテンツを用意しているわけではないことがわかります。
その日にあった出来事や、お店のヒトが感じたことなど、
ごく普通のコンテンツばかりです。
そんなのでいいのか!?っと思うかもしれませんが、
そんなのでいいんです。
いや、むしろそれでいいんです。
お客さんにお店の日頃の様子や、運営者の人となりを知ってもらう。
これが実は一番重要なんです。
そこに載っている内容が、お客さんとの信頼関係を生み出す最初のきっかけになるのです。どんなお店なのか、どんなヒトがいるのか、どんな考えでやっているのか、
お客さんが知りたい事はそういったことでもあるのです。
いろんなエピソードや物語を知れば知るほど、ヒトはその対象を身近に感じるようになるものです。たかがホームページで距離感をグッと縮める事ができます。それも同時にたくさんのお客さんと。
どうですか?やらないともったいないですよね?
やるといくら儲かるんだ!?とか言ってはダメです。
これは中長期的な投資です。
短期的な利益は生み出しませんが、確実にお客さんを創ってくれます。
気長に取り組みましょう。