2012年4月22日日曜日

立場が立場なら寡黙が美徳はちと違う















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トップマネジメントについて思うところがあったので、今回はそれをひとつ。

トップマネジメントの行動や言動は、本当に細部まで組織の構成員に見られています。

そしてそれらは組織にとっての基準となり、組織全体の精神を決めます。
一挙手一投足に意味付けがなされ、解釈は組織に浸透します。

つまり、トップマネジメントは自身の言動が与える影響を常に考慮しなくてはいけないのです。
不用意な言動や不十分な説明は誤解や猜疑心を生み出し、それが組織全体に伝わっていきます。
以心伝心、察しや思いやりに期待をしてはいけません。

「言わなくてもわかる」は、ただの甘えです。

キチンと説明を行うこともトップマネジメントの果たすべき責任です。
(もちろん、あえて説明を行わないという判断も時にはあろうかと思いますが)

言葉足らずは必ず誤解を生み出すと心得ましょう。
それによって引き起こされる結果はトップマネジメントの責任です。
他の誰かではありません。

本当に些細なことも見ています。
そして、その些細なことにも意味付けと解釈が存在しています。
知らないのトップマネジメントだけです。

あなたの組織では大丈夫ですか?
誤解はこじれると、修復に膨大な時間とコストがかかります。
これらは本当に無駄以外のなにものでもありません。