2012年12月3日月曜日
エコカー補助金の影響は限定的なんだって。
photo credit: LegoIiner PiIot via photopin cc
国内の新車販売 ほぼ横ばいに
なんだかエコカー補助金の影響も落ち着きつつあるって体(てい)をしてますが…。
去年と比べてもねぇ…しかし、ホント軽しか売れてないのね…。
今年はエコカー補助金終了の影響は軽微だ!っと夏頃はみなさん言ってたんですけどね。
いやいや、けっこう引きずってますよね…。
いたたた…。
新車販売がこの有様だから、当然、中古車流通にも影響が見られます。
各オークション会場の出品台数はだいぶ低調です。
ホントにタマ不足が深刻化していることを実感させます。
とりあえず視界に入っている限りでは、事態が好転する要素は見当たりません。
税制が見直されるとしてもまだまだ先の話しですし、
そもそも税制が見直されたからといって、需要が喚起されるとも限りません。
エコカー補助金第三弾なんてやらかした日にゃあ…
完全に中毒決定ですね。
健康体には戻れませんよ、ホント。
そいつがなければ成立しない世界がやってきます。
それがデフォルトになっちゃいますね。
補助金ジャンキー。
そんな状況のなかで、中古車流通は同じクルマを業者間でグルグル回しているだけ…。
一向にユーザーの手には渡らない。
儲かるのはオークション会場だけ。
オークションを機転としたビジネスモデルの限界が来ていると思います。
経費だけが膨らんで事業者の体力は消耗する一方。
オークションではない別の流通形態が求められているのではないでしょうか。
これだっ!!っというベストな解は見えてきませんが、
やはり共有在庫的なモノなのではないでしょうか。
現状で存在する共有在庫サービスがいまいち盛り上がりきれていないので、
なんだか説得力に欠けてしまうのですが、
いまの共有在庫の問題点を解決した先に、
使えるソリューションが見えてくるのだと思います。
やっぱりねぇ…他所で売れるならウチでも売れるんじゃね?
っと思っちゃうのが人情ですからねぇ…。
共有したがらないですよね…。
なので、誰に主権があるか!?っという事がひとつのポイントかもしれないです。
ホントの意味で共有の資源にできるようなフローが必要なのではないかと。
共有の在庫バンクから引き出し自由みたいな…
ん〜難しいなぁ…
あと、これに個人売買の流通も組み入れると、更にベターなんですがね。
まぁ、言うだけはタダなんで。
誰がやるのか?ってのも問題ですね。
既存のオークション会社は嫌がるでしょうから。
今の事業と競合しちゃいますからね。
脅威を機会にしちゃえ!やられる前に自分のところに組み込んじゃえっ!
なんて肝の据わってるトコは…
ないですね。
ちゃんちゃん。
ちなみに、その他にも
個人的に注目している動きはコチラに書いてみてます。
市場におこっているムーブメントについて考える(新・中古車流通の今後を考え てみる④)
ラベル:
中古車流通将来