2012年11月11日日曜日
ヒトを評価する能力は万人にあるのか!?
photo credit: Stuck in Customs via photopin cc
組織の中でヒトを評価するということは非常に難しいことです。
なぜなら、評価する側に高い能力が必要だからです。
能力を欠くヒトには評価をするという行為は勤まりません。
また、評価をするためには、対象となるヒトを常によく見ていないといけません。
そして多くの場合、よく見てなんかいません。
その時の何となくの印象でヒトを評価しがちです。
ヒトをよく見て本質を理解するということは、
非常に高度な能力を必要とする行為です。
なので、ゴマをすったり、アピールばかりするヒトが、
評価を受けるといったことが世の中では起こりがちです。
評価をする立場にいるヒトは、
己の能力が問われていることを自覚しましょう。
また、組織を見回してみて、ゴマをすったり、アピールばかりするヒトが
評価を受けているようであれば、その組織は能力を欠くヒトがドライブしているのだと
判断してよいでしょう。
真面目にコツコツやっていれば、誰かが見ていてくれるなんてことは幻想です。
評価をキチンとできる能力のあるヒトが存在している場合にのみ、
それは成立するお話しです。
どういうステージで努力すべきかは、
よく考える必要があるでしょう。
残念ながら、
立場と資格と能力がイコールではないことはあり得るのです。