2014年6月4日水曜日
ギギの腕輪を手に入れた!? 「amazon」が中古車のネット販売を始めたぞ!
photo credit: mendhak via photopin cc
あの「amazon」が6月3日から中古車のネット販売をスタートさせましたね。
サービス概要は以下の内容らしいです。
①低価格での中古車販売(33万、44万、55万円の3価格)
②返品可能(納車から1週間以内、手数料3万円のみ)
③東海・関東・関西地方 自宅への配送無料
④主要消耗品8項目を新品に交換(タイヤ・バッテリー等)
⑤全車1年間の保証付き(新車並みの保証範囲をカバー)
購入時は中古車の画像、車の車種や走行距離、年式などを元に商品を選ぶようです。
タイヤやバッテリー、エンジンオイルなど主要な消耗品は全て新品に交換済みだとか。
まぁ、ネットでECサイト的に中古車が売られるようになるのは時間の問題でしたからね。こうなってもぜんぜん驚きはないですねぇ。
これを皮切りに、ネット販売が盛り上がるといいなぁっと個人的には思います。
クルマだけは例外だなんてことはないんですから、
今のビジネスモデルに固執しているプレーヤーは肝を冷やせばいいのに……っと、
思わずニヤけてしまいますね。
しかし、amazonがパートナーに選んだ某社はどうなんでしょうね……?
なんと言っても諸費用の鬼ですからねぇ。だいぶやり口はエグいし。
まぁ、ギリギリスレスレのところを歩かないと、そうそう上場もできませんよね。
ある意味、非常に中古車業界的な”優良”企業ですから、がんばって欲しいものです。
今後どうなっていくのか非常に楽しみですね。
詳しくはこちらをどうぞ。
「amazon」が中古車をネット販売するそのワケは?
2014年4月21日月曜日
Gooやカーセンサーを使わなくてもネットでクルマ売れます
photo credit: Lawrence Whittemore via photopin cc
Gooやカーセンサーを使わないで、
ネットでクルマを販売しているトコロが増えてきました。
どうやっているのかというと、Youtubeで売っています。
車両の動画を作ってアップしています。
ポイントは、
タイトルに「車名」「中古車」「◯◯県◯◯市」と入れておくことです。
あと、本編中に金額と問い合わせ先をテロップで挿入しておく。
写真を組み合わせたスライドショーでもイケます。
クルマは選びましょう。輸入車、希少車が効果的なのは当然なのですが、
このやり方の場合、低価格車の引きが強いです。
足車を探しているヒト、日常使いでクルマが必要なヒト、
価格を抑えたい、動けばいいというヒト。
そんなヒトには響くようです。
また、ローカルなコミュニティに露出をするのも効果的です。
地域の掲示板や情報交換サイトなどが適しています。
これも低価格車ですが、ブログなどに載せておいて、
先のローカルコミュニティに動線を引きましょう。
足車を探しているヒト、日常使いでクルマが必要なヒト、
価格を抑えたい、動けばいいというヒト。
プラス
地元で探しているヒト。
そんなヒトには響くようです。
まぁ、基本的には薄利多売になってしまいますが、
このご時世、動きがあるのは低価格車ですからね。
ここにフォーカスして、ビジネスモデルを構築できれば、
やりようは、まだまだありますね。
そうそう、そういうヒトたちはスマートフォンで探していることが多いのです。
検索でキーワード入れて探してきます。
詳細な情報はあまり必要ありません。
なぜなら、文字がいっぱい書いてあっても読みませんから。
むしろ、敬遠します。
詳細情報はあまり要りません。
写真バーン! 金額ドーン! でOKです。
そんなに手間でもありませんから、
やってみてはどうでしょうか。
売れたらラッキー程度で。
コストかかりませんからね。
ラベル:
中古車流通将来
2014年3月5日水曜日
「ヤンキー経済 消費の主役・新保守層の正体」を読んでみてクルマに関わる部分で思ったこと。
photo credit: Marcus T Ward via photopin cc
「ヤンキー経済 消費の主役・新保守層の正体」を読んでみた。
一口でいうと、この本でカテゴラズされている「ヤンキー」とは(本書ではマイルドヤンキーと言われている)地元友達との変わらぬ関係性を強く望み、既知の物事にしか関心を示さず、旧来型の消費マインドを持ち、上「京」・上昇志向を持たない若者層といったところでしょうかね。
このマイルドヤンキーは、若者の◯◯離れという話とは異質の存在で、酒、煙草、ギャンブル、ブランド品、クルマ、バイク、ギターなどへの消費意欲が旺盛で、優良な消費者なのだそうな。
対人関係が狭いので、人間関係にお金を使うことが少なく、自分の趣味や嗜好品にお金をかけることができるらしい。また、マイルドヤンキーは比較的ITリテラシーが低めで、スマートフォン率は高いものの使いこなせてはおらず、また、積極的な情報収集は億劫がる傾向にあるとのこと。
若者の二極化が進んでいますよ、ということらしい。中間層は没落してしまったので、消費行動もマインドも異なる「上」「下」の層に別れ始めていて、優良消費者である「下」に企業はリーチができていない。マイルドヤンキーの生態を深く知ることができれば、新しいビジネスチャンスがありそうですよーってことみたいですね。
さてさて、この本で我らがクルマのことにも言及されていましたよ。
マイルドヤンキーにはクルマが必須らしいです。地方在住のため、インフラの問題からクルマが必要というケースもあるが、このマイルドヤンキーは都市部にも見られる層であって、交通インフラとは関係なくクルマ志向なんだそうです。
それはなぜかというと、彼等は電車移動が嫌なんだとか。クルマで仲間と一緒の空間を共有しながら移動することに価値を見出しているので、みんなで一緒に移動できるツールとして、クルマはかなり重要なアイテムということみたいです。なので、ミニバン志向。セダンやスポーツカーではない。しかも、ミニバンのラグジュアリー志向らしいですよ。アルファード万歳! 最高! みたいですわ。
また、マイルドヤンキーはクルマをカスタムすることにも積極的らしいです。昔のように他者を威嚇する方向のカスタムではなくて、仲間内へ向けた、仲間に褒めてもらいたいがためのライトなカスタムみたいですね。”ライト”とは言っても、わざわざカスタムするような若者が減っていることを考えれば、そっち方面でも確かに優良顧客かもしれないですね。
あと、実際に最近よく聞くのは、地方では女の人の方がカスタムをよくするらしいです。軽やコンパクトを自分仕様に「かわいく」する人が結構いるそうです。そこいらのおにいちゃん達よりも積極的だとか。かわいい系のライトカスタムって商品がチラホラ出始めていますが、これから伸びしろのあるトコロかもしれないですね。
また、本書ではクルマ系で考えられるマイルドヤンキー向けのビジネスとして、高級外車の共同所有やシェアリングサービスを上げていました。パーク24のシェアリングサービスの講演でも、高級輸入車を利用する若い人が多いと言ってました。深夜帯に高級輸入車を格安で利用できるプランを用意したら、若い人たちが近場をウロウロしたり、少し足を延ばしてドライブしたりに使っているということでした。どこに行くかが重要ではなく、仲間で空間を共有して移動するということに価値を見出しているという話とも合致するわけです。って、そんな傾向は昔からあったよう気もしますがね…。無目的ドライブ。みんなでダベりながら夜中にただただドライブ。
まぁ、なんにしても、興味深い知見が得られるなかなか面白い本でした。
ラベル:
雑考
2014年1月14日火曜日
カーデザイン・イズ・デッド
photo credit: kevin dooley via photopin cc
カーデザインは死んだんじゃないだろうか。
20世紀最大の発明と言われたロックンロールや、ポップ・ミュージックは2000年代に入ってから進化していないと言われている。もうすべてやり尽くしたと。
カーデザインもそうなのかもしれない。
最近のクルマに魅力をぜんぜん感じない。
【東京オートサロン14】平成版ケンメリGT-R、ついに発売…ベース車は?
R32スカイラインでケンメリのレプリカを作ったという記事なのだが、
こいうアプローチはコストのバランスが取れれば確実に需要があるだろう。
ただの懐古主義かもしれないが、昭和の国産車のデザインは非常に優れていたと思う。
そして、ピークだった。
この時代をこれからもずっと超えることはできないのではないか。
カーデザインもロックンロールやポップ・ミュージックのように、やり尽くしてしまったのではないか。
過去の優れたデザインが現代に復活してくれるなら、歓喜する人は多いはずだ。
そういうことだと思う。それが証明しているのではないだろうか。
ラベル:
雑考
2014年1月12日日曜日
ナイト2000がついにやってくるよ、こりゃ。
photo credit: .Robert. via photopin cc
GoogleがGM、Audi、ホンダ、現代自動車らと「自動車のAndroid化」を目指す団体を立ち上げたそうです。
「自動車のAndroid化」を目指す企業団体が発足
いよいよ「コネクティッド・カー」の本格的な到来を予感させますね。
「ハロー、マイケル」なクルマの登場もSFやフィクションではなくなるでしょう。
すでのAppleのiOSも自動車メーカーと開発を行っていますし、自動車にも今のスマートフォンのような流れがやって来るのかもしれません。
現在、スマートフォンで起こっていることが、遠からず自動車でも起こるであろうことを考えると、ケータイやスマートフォン業界を注視しておくことは重要かもしれません。
新しいビジネスチャンスが生まれる機会になるはずです。また同時に、旧態依然としたビジネスは淘汰されることになるでしょう。
いま当たり前に行われていることが無くなったり、簡素化されて課金できなくなったり、そうしたドラスティック変化がやってきます。
情報の感度が明暗を大きく左右していきそうです。
これまで以上に、敏感になっておく必要がありそうですね。
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