2012年11月2日金曜日

ダウンサイジングが進むよ!きっとっ!!












photo credit: opensourceway via photopin cc

ホンダの「N-ONE」だらけの一日でした。
ホンダ、“日本のあたらしいベーシックカー”新型軽自動車「N-ONE」発売

いろいろな記事を読んでいて思いました。
このクルマは軽自動車に対する価値観や意識を大きく変えるのではないかと。

世間のマインドは確実にダウンサイジングへ向かっています。
軽自動車は経済性の高さも合わさって、このムーブメントの中で注目されています。
クオリティや安全性能も格段に進化を遂げており、
もう何年も前から日本においては最も合理的な選択肢になっていました。

しかし、軽自動車には越えられない「壁」のようなモノが存在すると思います。
おそらく、世間の認知としては、軽自動車はクルマヒエラルキーでは最下層に属しているでしょう。ユーザー心理的にアッパーミドルセダン以上からのシフトなどは起こりにくいのが現実ではないでしょうか。ステータス的な意味で。

また、ヒトは合理性だけが動機でアクションを起こしません。
どんなに軽自動車が合理的でも、それだけが選択の理由にはなりません。
そういう意味では、これまでの軽自動車は合理性以上の価値を創れていなかったように思います。

ですが、今回のこの「N-ONE」
コイツはやってくれそうな気がします。
越えられない「壁」を、さらりとすり抜けてしまいそうです。

軽自動車のネガティブ要素に対して的確にアンサーを用意している。
そんな風にみえます。

そしてなにより、いままでの軽自動車にはない独特の存在感を持っていると思います。
きっと多くのヒトにとって積極的な選択になるであろう存在感です。

このクルマの登場から日本のダウンサイジングは加速していった。
みたいな、歴史的なクルマになるんじゃなかろうか。

正直、ミニバンばっかり創るようになってからホンダには幻滅しっぱなしだったのですが、今回はホンダのスゴさを見せつけられた感でいっぱいです。

カルチャーを創る。
それって先進技術の開発なんかよりも、ずっとイノベーティブなことだと思います。

「N-ONE」
この先のカルチャーを創ったのではないでしょうか。




なーんてえらい肩入れしておいてズッコケたら笑えるなぁ…。気が早かったかな?
しかしリアのピラーのカンジがエッセを彷彿させるのはワタシの気のせいですよね…。
うん、気のせい。