尊敬する人物を見つけること、自分の信条となる言葉を持つこと。
過去に恩人のひとりから与えられた課題。
それから何年も経過したが、前者に対する解は未だ持ち得ていない。
特定の個人を断定できずにいるため、この課題は達成できていない。
しかし後者については、ある程度の形がついた。
それは、”無駄な経験はない”というもの。
つまらなく思ったり、気が進まない物事からも、得られるものがある。
それは必ずや個人を形成する血となり肉となる。
いつ、どのタイミングで、どんなカタチでアウトプットされるかはわからないが、間違いなく確実なことだ。
そのまま流用できることはほとんどないため、意識がされることは少ないが、
日々絶え間なく行われている決断・行動は経験の蓄積の中から導き出されている。
経験はカードゲームの神経衰弱に似ている。
場に出ているカードが、どれだけ一度裏返ったことがあるかに比例して、正解率は高くなる。
もちろん、どこのカードが何だったかを意識的に記憶しておかなければならないが…。
経験にも同じことが言えて、無駄にはならない、無駄にはしないという意識を持って臨むことが重要で、
また、何にでもトライしてみるという姿勢が必要なのだと思う。
それらは必ず自分を救うことになる。